テレキャスターと僕
出会い。
楽器が好きな人ならば、この言葉に何か思い当たることがあるのではないだろうか。
僕がこの67年製テレキャスターに出会ったのは、もう12年も前のこと。
当時、世田谷のボロ市通りにあった小さな楽器屋さんで、店主が座っている場所の右上の壁に掛かっていた。
今にして思えば当時としても格安だったのだが、若造だった僕にはとても高価なギターだった。
恐る恐る店主に頼んで手に持たせてもらったのですが、とても軽くて、ネックの握り具合もしっくりと馴染み、その抱え心地は夢のようでした。
それから3ヶ月後。やっと資金を用意して再び世田谷へ向かいました。
勿論、そんなに長い期間のホールドをお願い出来る訳がありません。
売れてしまっていたら、あきらめるしかありません。
でも、あのテレキャスターはお店の壁の同じ位置で待っていてくれました。
あれから長い時間が過ぎてすっかり黄色くなり、オリジナル配線からの変更や、フレット交換、ネックの元起きへの処置、等々多くのリペアも施しました。そして今も腕に抱えながら、このブログを書いています。
歳を重ねた今の自分の中に、あの頃の自分とテレキャスターの記憶があります。
そしてこれからも、このテレキャスターを弾いていくのでしょう。
by khg-14
| 2011-11-17 16:33
| telecaster
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